孫娘の成長記録~3歳半
【近くて遠い1週間 】
土曜日は恒例のはりきりおばあちゃん。娘が孫ちゃん連れて遊びに来る日だ。毎週 成長が見届けられるそれだけでも幸せな日。
ただこの3ヶ月間は、私が保育所で働き始めたため、土曜日も仕事の事が多く、自宅へ帰りついた時にはお昼寝している。
そのため、一緒に過ごす時間は約1時間程度。
それでもいいんだ良いんだよ。遠く離れた県外でなかなか会えない皆さんは もっと寂しい思いをされているんだ。会えるなんて、とってもありがたい事なんだ。
娘夫婦は最近引っ越したばかり。うちからの距離は30分以内。時間は今までとそう変わらないが、良くなってくれたのは、家の駐車場にスペースが "有る“ と言う事。だから、行こうと思えば何時でもいける。そう、必要としてくれる時には…です。
気持ちはおさえて 熱く、行動は機会を待って迅速に。
帰ってきた私に近寄ってきた孫ちゃんは、この頃必ずこう言ってくれている。
『あ~ちゃん、おしごとだったの?』そうだよ~。
『○ちゃんね、しんぱいしてたんだよ。あ~ちゃんのこと。』まぁ~ありがとう、嬉しいよぉ。
ずいぶん気の利いたおしゃべりを覚えてくれているなぁ…涙がでそうだよ。
そこで、今日は職場の休憩時間に 同僚と話していて得たアイデアがある。彼女は2人目の赤ちゃんを出産したあと、実家(歩いてすぐ近くだそうだ)のお母さんに、上の子の保育園のお迎えを頼んでいたそうだ。そうだ、これだ。
私に出来そうなお手伝い。叶うと良いなあ。
最近 気がついたこと。彼女が家に来た時に楽しめる玩具はなんだろう。これまでも、あの手この手で遊べるように段ボールでガチャガチャ風の物を作ったり、粘土遊び出来るコーナーやおままごとコーナーを整備したりしてきた。
お誕生日やクリスマスにはアンパンマンシリーズの気に入りそうな、身体の成長や年齢に合わせての玩具を選ぶようにしている。
なので、通常の遊びにはそんなにお金をかけない。むしろその方が母親は喜んでくれる。
そこで大変重宝しているのが、○イソーさんのおままごとセットだ。手の大きさに合わせて、小さいのから やや大きめと選んで組み合わせたりも出来る。
買っておいて、おままごとコーナーに置いておくと『なぁにこれー』と飛び付いて、遊ぶ遊ぶ。
フライパンに材料入れ ジュージュー焼いたり、あっちに持って行って、カチカチ……チン!
調理の流れを想像の中で繰り広げ、それを何回か繰り返し 食べさせてもくれる。模倣遊びだ。
昨日は元居たアパートの最後の掃除に行くと言うので、お世話になった最後にガス台磨きをしてきた。
一時間半位頑張ったかな。かなり綺麗になった。
ガラーンとした白っぽい部屋のまん中で、孫ちゃんは一人でぐるぐる走ってみたり、転がったりしてお利口さんに時間を過ごしてくれた。
絵本も丸暗記して読んでいるようだ。まだ字は読めないが自分の名前は分かるようになっている。
日一日と成長する今の大切な時を、この目て見ていられる幸せに、仕事の疲れなど無かった事のようにかき消されていく。