miriamsan’s diary

凹んでもすべては過ぎ去ります。大丈夫、緩めのブログでケ・セラ・セラ。

緩和ケアに気が付き、想う夜🕊🍃

2020 3/24 (火) ☀


【 緩和ケア病棟のスタッフは優しい 】

私も病院で勤務した経験があるから、緩和ケアと聞くと、その言葉自体にホッとした安堵感を覚えるのですが、中にはまだ理解が浸透してない場合もあろうかと思います。
Whoで決められている定義は以下の通りです。

 緩和ケアは

・痛みやその他のつらい症状を和らげる
・生命を肯定し、死にゆくことを自然な過程と捉える
・死を早めようとしたり遅らせようとしたりするものではない
・心理的およびスピリチュアルなケアを含む
・患者が最期までできる限り能動的に生きられるように支援する体制を提供する
・患者の病の間も死別後も、家族が対処していけるように支援する体制を提供する
・患者と家族のニーズに応えるためにチームアプローチを活用し、必要に応じて死別後のカウンセリングも行う
・QOLを高める。さらに、病の経過にも良い影響を及ぼす可能性がある
・病の早い時期から化学療法や放射線療法などの生存期間の延長を意図して行われる治療と組み合わせて適応でき、つらい合併症をよりよく理解し対処するための精査も含む

【参考】「WHO(世界保健機関)による緩和ケアの定義(2002年)」定訳

🌿🌿

特に看護師さんスタッフさん達も、意識が高く、統一感があります。
見舞い客にすぎない私たちにも、丁寧な応対だし、患者本人にも、きめ細かな態度と声掛けをしてくれています。

痛み止めも、あっているのですね、苦しんで無くて、午前中 来客があって喜んでいた分、夕方は1時間以上眠っていました。

入院前は寝ると背中が痛くて眠れない程だったと聞いていました。歩くと足が痛み、痛み止めの副作用で、常にムカムカして吐き気がしていた。
今は痛みが緩和されている。点滴の薬で。


特に今、感染症予防で世界中が神経使っている中、がん患者を見舞う事に関して、とても寛大な対応をしてくれています。

有難い事です。だから、そのお気持ちに応えるように、私たちもマナーを守って行かなければと強く思います。

🍃🍃🍃

見舞いと言っても、顔をみて安心して帰るのが、基本で、たまに聖歌をそ〜っと歌って気持ちを納めたり、お水を飲ませるくらい。

本人が喜んで頑張って何か食べても、あとで嘔吐するのは目に見えてます。
無理せず、1口だけ。をキープです。

身内では無い私の出来る事はこれくらい。
泊まってまで見なくても看護師さんがいる。
もしくは夫である方が、ご兄妹さまが、息子さんがいます。
当たり前のこと、常識的に考えて行動すべきなんです。

🕊🕊🕊🌱

要するに

如何に彼女は、周りの人達に愛されているか
がありありとしている。
『日頃の行い』が愛にあふれているから、愛が止まらない毎日となっています。

少しお疲れ気味だと思うのです。

そして、周りの人達=見舞い客 も、疲れているけど、居ても立ってもいられないのはわかるから、心のままに、気の済むまで尽くしてくださっている、それでいい。

危篤の知らせから8日めの今日でした。
バイタルは安定。午後ずっと眠っておられました。

f:id:miriamsan:20200324233038j:plain